ウラノスの憂鬱 - 音楽

ウラノスの憂鬱

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11/29(火)少し暖かい

□新曲作りましたー


□本当は生ドラムの音じゃなくて、「チュプゥィイイーン」「ギッ!」「プショッ!」「ヅ!」とかいう音が使いたい。
 
 

Transition Dreams。

好きな音楽で知り合ったrekterさんにイラストをいただいたので、音を少しマスタリングし直して再UPします。


何でサムネイルが表示されない!

 
 

モノクローム

 ELECTROCUTICAにはまり、TVアニメの攻殻機動隊のサントラを聴き直している。やっぱり、いろんなジャンルの音楽が繊細に混ざっていて、聴いていて気持ち良い。
 最近は大学の研究室で夜更けに音楽を聴くことが多い。一体、自分は何をやっているのだろうと自問自答し、自己嫌悪に陥ると、研究室の横にある踊り場に煙草を吸いに行く。研究室は高い場所にあるので、窓からは東京のビル群が見える。夜には遠くの高層ビルの航空障害灯が赤く光り、都会特有の寂しさや空虚感を感じさせる。たくさんの人の活動の抜け殻のようだ。
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 いつものように、踊り場に行く。そこで、ヘッドフォンから菅野よう子の「モノクローム」という曲が流れた。
菅野よう子-モノクローム-
 自分の心境と、眺めている景色の間にすっと入るように、不規則なビートと、Origaの透明な声が染みわたる。そのとき、不思議な、どちらかと言えば幸せな気持ちになった。空虚さと無力さ。でも、決して絶望したり悲観しているわけではない。ふっと頭に浮かんだのは、こういう気持ちを代弁してくれるアニメがないかな、ということ。踊り場で感じた、空虚さが幸せに感じるということ。美しい夜の都市景観を舞台にしたアニメ。新海誠が少し、近いのかな、とも思った。
 
 

最近、ELECTROCUTICAを電車の中でもずっと聞いているせいか、現実感が薄れている。すれ違う人、前に座っている人全てがPVのように人ではなく、風景として映る。他人を自分の世界と全く切り離された無関係な存在と感じる。しかしながら、この問題は、土地や血縁に捕らわれない様々な人が集まり、様々な活動によって生まれるものが本来の都市の魅力だったと反論することはできない。それは、本来、無関係な人が集まっている、ということより、本来、無関係だった人との数少ない交流によって生まれる活動や秩序によって生まれるものだからだ。

繊細な線や脆い、儚い、くずれ落ちそうな夢という表現はやはり、女性にしか表現できないものがある。ということをELECTROCUTICA(喜多嶋時透)のPVを見て思う。女性、という括りなのか、VOCALOIDなのか、それは良くわからないが。Treowの曲はドラムンベースの変則的なリズムに繊細な弦楽器のストリングス、ドビュッシーのような、坂本龍一のような、拡張された和音の旋律のピアノ、JAZZYなウッドベースの上にボーカルが美しく、絡まりあう。最初に聞いたとき、様々なジャンルが組み合わさっている菅野よう子の曲を思い出した。菅野よう子はアニメファンがよく知っていると思うが、なぜ、あまり知られないのかというと、パクリ疑惑というのがある。しかし、例え、菅野よう子がパクリだとしてもそれは黄金の手であると思う。それはCowboy BebopのOPや攻殻機動隊のinner universeを聞くと、そう思う。膨大な音楽の知識と組み合わせる技術がないとできない。この2曲を同じ作者が作ることができるだろうか。これはアニメなど、コンテンツに合わせて曲を作るという環境でしか生まれないと思う。

カウボーイ ビバップ「Tank!」
http://www.youtube.com/watch?v=mje2Mz1mGHo

攻殻機動隊「inner universe」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3584206

菅野よう子やTreowの曲には様々な要素がミックスされている。繊細で美しく(それしか分からない)。僕がよく聴く、ドラムンベースやエレクトロニカのジャンルから考えると、AFXやsquarepusherなどの曲はクリス・カニンガムで有名なPVのように、まるで、本能に直接刺激を与えたいかのように、高速のビートとマッチする目まぐるしく、グロテスクな内容が多い。

squarepusher-come on my selector-
http://www.youtube.com/watch?v=amwjo3p3Sow

AFXやsquarepusherなどのWARP系以外の、Venetian Snaresは少し違うが、壮大なボーカルに、神話じみたPVはとても、きれいだが、少し僕の肌に合わないかなと思う。(と後から思う。もちろん、かっこいい。)

Venetian Snares-Szamar Madar-
http://www.youtube.com/watch?v=2PBeKzVhWHY

まあしかし、もちろん、絵を変えるだけで、印象も変わるが。
ブレイクしすぎてるビーツ【Venetian Snares】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3247830

萌え(ニコニコ動画など)か、そうではないか(他に括りかたがわからない)。
コマーシャルか、シリアスか。
アポロンか、ディオニュソスか。
ドラムンベースか、エレクトロニカか、R&Bか、ジャズか、クラシックか。
様々な枠組みを超える、ということをELECTROCUTICAが実現している気がする。


ニコニコ生放送を見たが、喜多嶋時透とTreowのコンビ面白い。口数少ない殿と頭のきれる大奥。
最後に

 
 

ATOLS

ATOLSというアーティストがかっこいい。

amazonに的確なコメントが載っている。AFXにも、World's End Girlfriendにも、Richard Devineも聴いた耳に届ける曲。イカれたビートにイカれたメロディー。でも、悲しくて、懐かしい気持ちになるのはなぜだろう。何もかもがどうでも良くなって、ブチ壊したい。美化も、否定も、無関心でもない、不思議な気持ちを横に添えてくれる。

ELECTROCUTICAのREVERSUSとDYE-Synthesis-がとらのあなから届いた。
ジャケットも、ものすごく美しい。やれやれ。明日から生きていくのが辛いぜ。そう思ってしまう。
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