ウラノスの憂鬱 - 2009年05月

ウラノスの憂鬱

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喫煙

めぞん一刻の登場人物は煙草をすぱすぱ吸っている。
今、こんなマンガは無いなーと思う。
日本の漫画は週刊という珍しい形で読者に添い寝しながら描かれるものだからだ。
100年後には、「煙草をすぱすぱ吸う社会もあったんだな」
ということになるだろう。

喫煙を厳しく制限するということは、生の支配が大きくなった現れなのだろうか?
性を語ることを強要するようになったのは、人間個人から人間種族、人口をコントロールする必要が出てきたためと、フーコーは言う。
昔は国王が絶対権力を以て死刑を執行し「死の権力」で社会をコントロールをしたが、今ではそれが形を変え、学校に行き、税金を納め、社会のシステムに管理され、社会に即さなければ生きることができない「生の権力」により支配されている。
ベンサムが考案した、パノプティコンのように。パノプティコン
囚人からは看守は見えず、いつ見られているかも分からないので常に監視されているものとして行動しなければならない。
スウェーデンのような福祉国家に警戒すべきだと言っている。

正常と異常は、その人数で決まる。
多いのが正常だ。
喫煙者は異常になっている。

 
 

Utada

宇多田ヒカルのUtada名義の「Exodus」
EXODUSEXODUS
(2004/09/08)
Utada

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が今さらながらいいCDやなあと思う。
日本人の心をくすぐるメロディーと、アメリカ向けのエレクトロニカの要素。
世の音楽はシリアスミュージックと、コマーシャルミュージックに分けられるという。
けれども、最近日本で聞く曲はコマーシャルミュージックの要素が多すぎて、非常に不健康な状態だ。シリアスミュージックと、コマーシャルミュージックのせめぎ合いを聞きたい。
60年代、70年代のロックが日本でヒットし、デイヴィッド・ボウイもヒットした日本はどこに行ったのだろう?
音楽の嗜好が、国民の心情を表しているような気がする。

宇多田ヒカルはコマーシャルミュージックのようだが、そうではない。
僕のipodの中には邦楽がほとんど入っていないが、宇多田ヒカルはその中の少ない一人。
他には、Boom Boom satellites、Worlds end girl friend、川井憲次、椎名林檎、平沢進、YMO、坂本龍一、細野晴臣、砂原良徳、半野喜弘、スーパーカー、スピッツ、Toe、Cornelius、などが入っている。
うーん、何だこのメンツは。


宇多田ヒカルの中では
ULTRA BLUEULTRA BLUE
(2006/06/14)
宇多田ヒカルYamada Masashi

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ULTRA BLUEが好きだ。
メロディーのラインを、裏からとっているような、くすぐったい感じ。なつかしいような、センチメンタルな、不思議な、洗練された感じがする。

HEART STATIONで、
HEART STATIONHEART STATION
(2008/03/19)
宇多田ヒカル

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テイク5が好きな人は結構コアな宇多田ファンらしい。(ということを本人が言っていた。)

I don't care about anything.

 
 

僕の部屋は、窓を開けるとすぐそこに隣のマンションがある。
なので、晴れているのか曇っているのかわかりにくい。
間に電話線が張ってあって、キティちゃんの顔が書いてあるちぎれたビニールが垂れ下がっている。
風が吹くと、ふわふわ、ひらひら動く。
取ろうかと思って、ずっとそのままにしてある。
誰が、これをぶら下げたのだろうか?

たまに、窓から半身を出して煙草を吸っていると、向いの住民が帰ってくる。
とても、気まずい。
挨拶は、しない。

 
 

シュルレアリスム宣言

アルバイトの休憩時間に本を読もうと思って、ブックオフで
アンドレ・ブルトン著「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」岩波文庫
シュルレアリスム宣言;溶ける魚 (岩波文庫)シュルレアリスム宣言;溶ける魚 (岩波文庫)
(1992/06)
アンドレ ブルトン

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を買った。
シュルレアリスムは中学の美術の授業で、ピカソの歴史の中で初めて聞いた。
手を肩の高さまであげたときに、どうみても、肩に穴が空いているようにしか見えない絵も素晴らしいということが当時理解できなかった。
ピカソのゲルニカも、頑張ったら描けそうな気がしていたので、青の時代ではとても、上手な絵を描いていたのに、極めると、こんな世界に到達してしまうのか・・・
と残念に思う反面、キュビズムすごいなー、その先のシュルレアリスムすごいなーと思っていた。
シュルレアリスムの作品は、サルバドール・ダリの鳥が眠って時計がふにゃふにゃ曲がっている絵を初めて見た。
これは絶対に僕には描けないので、すごいなーと思った。
そして、写真のような絵ではなく、自分の思ったことを描いてもいいので楽しい絵だと思った。

大学に入って、美術の物語
美術の物語美術の物語
(2007/01)
E.H.ゴンブリッチ

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を買おうと意気込んでいたけれど、意気込んで終わった。
その後、荒んでいた頃、パチンコで勝ったお金で、
シャガール―色彩の詩人 (「知の再発見」双書)シャガール―色彩の詩人 (「知の再発見」双書)
(1999/10)
ダニエル マルシェッソー高階 秀爾

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と、
シュルレアリスム (ニューベーシック)シュルレアリスム (ニューベーシック)
(2006/12/20)
カトリン・クリンクゾール=ルロワ

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を買った。←全部見ていないの多し。


私たちのうけついでいる多くの厄災にまじって、精神の最大の自由が今なおのこされているということを・・・
・・・のこるは狂気である。・・・狂人たちの見せつける深遠な超越的態度からしても、彼らがじつは自分の想像力から大きな慰みをくみとっており、しかも自分から錯乱を満喫しているので、それが自分にとってしか価値がないという事実にもじゅうぶん耐えていられるのだ、ということが推測される。


フーコーによると、昔は、狂人は神に近い存在として、崇められていたらしい。誰だか忘れたが、その人は友人の詩人が狂ったときに、喜んだらしい。コロンブスがアメリカを発見するには狂人を乗せて船出をしなければならなかった。


フロイトによって、無意識が掘り出された。
デカルトが言う意識的に「考える」ということは、無意識に作用されているかもしれないのである!


「溶ける魚」は自動記述法によって書かれたものらしい。読めるかな・・・





 
 

Classmate

I'm proud that I was his classmate when I'm at junior high school.
I went to Hiroshi Yoshida gallery on Saturday.

http://hiroshi-yoshida.jp

I don't know he has so great talent as painter.
I didn't talk to him so much when I'm junior high school student.
He was so peaceful and mysterious.

but I'm very proud of him and I was made to make an effort.

Hope you were a very famous painter!
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