無料HP ウラノスの憂鬱 - 2013年10月

ウラノスの憂鬱


2013年10月 の記事一覧

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9/30(月)

9月にいろいろなところに行ってきた。

父親の北海道旅行の帰り道に合流して、青森から日本海沿いを下っていった。
2
・奥入瀬渓谷
岩に木の根が覆いかぶさっている。こういうのが結構好きだ。
いろいろな植物が生い茂っている割に、立ち入り難い印象が薄いのは、すぐ横に渓流が流れているからかもしれない。
上流部だけど、大きな湖から水が流れているせいか、とても流れが穏やかだ。
車で行くのにもかなり大変な場所にあるけど、観光客が結構いて、立派なホテルが建っていたりと、リゾート地として結構栄えているようだった。
明治時代の後期から観光地化していったらしい。
車がなかった時代に、こんなところに来る人は一体どういう人だったのだろうか。

4
・村杉温泉
越後平野の西の端にこじんまりとある温泉街。国道から一本入った道沿いに温泉宿が連なっている。写真は奥の方にある、共同の露天風呂と、手水舎。
共同の温泉が、やっぱりほんとうの温泉だと思う。
むらすぎ温泉は他の多くの観光地と同じように、高度経済成長期あたりからさびれてきたという。
温泉≒療養という認識が変わったからなのか、なぜなのか、よくわからない。
本多静六博士が大正10年にアドバイスをしていたらしい。回遊路の設置、休憩場所の設置、図書館の設置、自然な動物園の設置、運動場の設置、金をかけたら真似できるものを作るななどなど。
とても気持ちよさそうである。もっともである。

1
・安曇野の馬羅尾高原キャンプ場の横に流れている川
その日は満月で月がとても明るかった。
ちひろ美術館に行きたかったが、残念ながら閉館日だった。
安曇野は三方向を山に囲まれていて、なんというか、高原特有のからっとしたとても気持ちのよい場所だった。
別荘を持つなら、こういう場所がいい。

5
・姨捨の棚田
姨捨と丸山の棚田は修士論文を書いていて是非行きたいと思っていた。
千曲市が一望できる山裾に、姨捨の棚田は広がっていた。
石が少ないせいか、土の土手がとてもきれいだった。
多くの田は、別の場所に住んでいる人がお金を出して管理しているようで、少し興ざめだったけども、博物館的な保存方法としては、とても成功している事例なのかもしれない。
姨捨SAの掃除のおじさんに棚田の場所を聞いたところ、誇らしげに棚田までの道のりを教えてもらったのがとても印象的だった。
田植えをし終おえた時期に、何十の水面に月が映る姿がとても美しいのだそうだ。

これは週末に美濃から郡上八幡に、自転車で行ったときに撮った写真
P10509032.jpg
・正確な場所を忘れた。
とにかく、長良川沿いはとてもよかった。
県道61号線は交通量が少なく、昔の街道に近いので、とてもよい。
立派な屋敷の前を通る道。曲がりくねった長良川に寄り添いながら、かたちづくられる田畑や集落。
山に囲まれながら、適度に平地が広がっていること、日本海と名古屋を結ぶ街道であったことが、比較的廃れずに残っている一因なのかもしれない。
長良川沿いを北上しながら、宮本常一の父の手紙のことを思い返していた。

(1)汽車へ乗ったら窓から外をよく見よ、田や畑に何が植えられているか、育ちがよいかわるいか、村の家が大きいか小さいか、瓦屋根か草葺きか、そういうこともよく見ることだ。駅へついたら人の乗りおりに注意せよ、そしてどういう服装をしているかに気をつけよ。また、駅の荷置場にどういう荷がおかれているかをよく見よ。そういうことでその土地が富んでいるか貧しいか、よく働くところかそうでないところかよくわかる。
(2)村でも町でも新しくたずねていったところはかならず高いところへ上ってみよ、そして方向を知り、目立つものを見よ。峠の上で村を見おろすようなことがあったら、お宮の森やお寺や目につくものをまず見、家のあり方や田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目をひいたものがあったら、そこへかならずいって見ることだ。高いところでよく見ておいたら道にまようようなことはほとんどない。
(3)金があったら、その土地の名物や料理はたべておくのがよい。その土地の暮らしの高さがわかるものだ。
(4)時間のゆとりがあったら、できるだけ歩いてみることだ。いろいろのことを教えられる。
(5)金というものはもうけるのはそんなにむずかしくない。しかし使うのがむずかしい。それだけは忘れぬように。
(6)私はおまえを思うように勉強させてやることができない。だからおまえには何も注文しない、すきなようにやってくれ。しかし身体は大切にせよ。三十歳まではおまえを勘当したつもりでいる。しかし三十すぎたら親のあることを思い出せ。
(7)ただし病気になったり、自分で解決のつかないようなことがあったら、郷里へ戻ってこい、親はいつでも待っている。
(8)これからさきは子が親に孝行する時代ではない。親が子に孝行する時代だ。そうしないと世の中はよくならない。
(9)自分でよいと思ったことはやってみよ、それで失敗したからといって、親は責めはしない。
(10)人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大切なものがあるはずだ。あせることはない。自分の選んだ道をしっかり歩いていくことだ。

P10508892.jpg
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岩倉玲音

Author:岩倉玲音
25歳の、、、何でしょうか?

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