ウラノスの憂鬱 - 2016年01月19日

ウラノスの憂鬱

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1/19(火)

祖母が入院したので、お見舞いに行った。
祖母はベッドで寝たきりになっていた。
目がキラキラしていて顔は少しふっくらしていた。話しかける言葉に対して、少しうつろな反応で、時々襲う痛みに顔をしかめていた。
「入院してから何日経ったかなぁ」と聞かれて少し複雑な気分になった。入院すると言う事はこういう事なんだと思った。
「痛みが取れたら家に帰れるのになぁ」と不安そうに言っていたけれども、祖母以外の皆は退院できる見込みが少ないことを知っている。
もしかしたら本人もそのことに気づいていたのかもしれない。
少し、悲しくなった。

実家に帰ると、母親がおでんを作ってくれていた。
大根が新鮮で美味しいからと、大根サラダを作ってくれた。
とても美味しかった。
父親は、相変わらず、発泡酒を呑んでいた。昨日の晩ご飯のピザをチンしてハバネロソースと一緒に持ってきてくれた。
とても美味しかった。
いつも聞こえてくるテレビの大きな音が聞こえてこなかった。
祖母がいないことと、祖母がいないことで、母親が、祖母のように感じてしまうことに、自分の年齢を感じた。
親との関係性はあまり変わらないけども、歳を重ねている、ということを否応なく突きつけられた感傷的な帰省だった。